みんなで集うことができる曲線デッキがポイント
グっと暖かい季節になりました。夏なのか?というくらい、、
これから一気に新緑の季節に突入ですね。
さて、3月中旬より工事を進めていた浦和の庭が完成しました。室内からの眺望はもちろん、限られスペースでもBBQをしたり、人が集いやすくさまざまなアクティビティーができる場を計画しました。大勢の人が集まるときはテーブルを囲って座れるように、デッキのコーナーは曲線です!ここは細心の注意を払って施工をがんばったポイントです。

今回の植栽のテーマは「一年中グリーングリーン!」SORRAでは観葉植物のような常緑の瑞々しいグリーンに囲われた庭をボタニカルガーデンと呼んでいます。直訳すると「植物園」なのですが、生活に常に植物がある、グリーングリーンした植物が溢れるというイメージが、ボタニカルというワードを連想させるからです。
常緑樹は一年中葉が落ちないので、濃い緑色の葉が密集すると暗くなりがちですが、雑木の選定方法により自然樹形に整えることで、枝葉に空間が生まれ、庭に光を取り入れることができます。下草には葉が大きく、個々の形が特徴的な植物を植栽することで、それぞれの個性が引き立ちグッと魅力的な空間になります。以前に都内で施工したボタニカルガーデンには、通常は観葉植物として知られるモンステラを下草として植栽しましたが、都内は冬季の最低気温が高いこともあって、ちゃんと越冬し、びっくりするくらい大きく元気に成長しています。
これから一気に植物が芽吹いていく季節!浦和の庭もすべての木々が芽吹く頃には、見違えるように庭全体が緑溢れる空間になっていきます。植物たちの今後の成長が楽しみです。
